ハイパースペクトル画像 データ解析ソフトウェア Insight(インサイト(


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マウスひとつでだれでも使える直感的インターフェースに
高度なスペクトル解析と画像解析機能を搭載。
ハイパースペクトル画像のデータ解析は
ここまで早く、快適になる。

Insight

主な特長

  • マニュアルを見ずとも、だれでもマウスで操作できる直感的GUIデザイン。

    マニュアルを見ずとも、だれでもマウスで
    操作できる直感的GUIデザイン。

  • 4種のROI選択モードと多彩な表示モードで、サクサク快適データ閲覧。

    4種のROI選択モードと多彩な表示モードで
    サクサク快適データ閲覧。

  • ハイパースペクトルカメラのENVI形式データの読み込みや各種演算が可能です。

    ハイパースペクトルカメラのENVI形式データ
    の読み込みや各種演算が可能です。


  • 概要
  • 仕様
  • FAQ
  • ユーザーインタビュー

製品概要


スペクトル(1D)、画像(2D)、スペクトルマッピング画像(3D)など、さまざまな科学データを表示・分析できるソフトウェアです。またInsightは、ハイパースペクトルカメラで撮影されたENVIファイル形式のデータを読み込み、さまざまな演算を行うこともできます。



各種振動分光スペクトルや分光イメージングデータの解析

レーザー顕微鏡や分光顕微鏡で測定されたデータに対応するため、データは顕微鏡画像および顕微鏡画像内で測定位置との対応ができるようになっています。測定画像や、スペクトルマッピング画像は、顕微鏡画像と重ね合わせて半透明表示など、顕微鏡測定データの解析に必要な機能が豊富です。

Thickness (mm)
図1:3種のデータ (スペクトル、 画像、 スペクトル画像)



ハイパースペクトルカメラのデータの読み込みと演算

Insightは、ハイパースペクトルカメラで撮影したENVI形式のデータを読み込み、各ピクセルにおける波長データを自由に閲覧できます。画像内の任意の領域を選択し、平均波長データを出力することができるため、観察対象と同時に撮影したリファレンス板の波長データのみを抽出することも可能です。また、反射率画像への変換や全ピクセルの波長データに対する演算処理などの機能も備えています。

Thickness (mm)
図2: ハイパースペクトルカメラで撮影した波長データの演算処理



特長

  • 3種のデータ(.ssg, .ssi, .smi)をサポート
  • 柔軟な異種データ間の入出力機能
  • 異なるデータ種間で、統一されたユーザーインターフェース
  • 多数のデータを瞬時に把握できる単一ウインドウと、データ毎のタブ形式ウインドウ表示。
  • ファイルエクスプローラによる扱いやすいデータ操作
  • 多数のスペクトルを、簡単に扱えるスペクトルグループデータ (.ssi)
  • 多数の画像を、簡単に扱える画像グループデータ (.smi)
  • 直感的にスペクトル画像を表示できるスペクトル画像データ (.ssi)


機能

スペクトル [.ssg (scienceedge spectra graph フォーマット)]


  • 複数スペクトルの同時表示・非表示
  • 顕微鏡画像と測定位置の対応
  • スペクトル同士および定数の四則演算 (+ − × ÷)
  • テキストデータ保存
  • スペクトルグループ間での、スペクトルのエクスポート

Thickness (mm)
図3:スペクトル 表示


画像 [.smi (scienceedge multi-image フォーマット)]


  • 画像のエキスポート
  • 画像のコントラスト調整
  • 画像と顕微鏡画像の重ね合わせ、半透明表示

Thickness (mm)
図4:画像 表示


スペクトル画像 [.ssi (scienceedge spectrum-image フォーマット)]


  • スペクトルの選択によるスペクトル画像の生成
  • スペクトル画像の生成モード:バンド平均強度、コベル法によるピーク面積
  • スペクトル画像の全スペクトルとスペクトル同士の四則演算 (+ − × ÷)
  • スペクトルエキスポート
  • スペクトル画像のコントラスト調整
  • スペクトル画像と顕微鏡画像の重ね合わせ、半透明表示

Thickness (mm)
図5:スペクトル画像 表示


共通


  • ファイルエクスプローラによるデータの選択
  • 顕微鏡画像表示
  • 測定条件などメタ情報の表示
  • データの保存・読み出し
  • バージョン情報の表示


アプリケーション

  • ラマン分光、赤外分光、吸収分光、反射分光、散乱分光、LIBS
  • 共焦点顕微鏡、共焦点蛍光顕微鏡、レーザー顕微鏡
  • ラマン分光顕微鏡、赤外顕微鏡、白色分光顕微鏡、LIBS顕微鏡

仕様


  • 動作環境: Windows 10 64bit OS
  • 最新のバージョン: V.1.4
  • ライセンス: USBドングルによる永久使用ライセンス
  • 納品物品: インストールDVD, USBドングル

更新履歴



2020/12/14 : Ver 1.4.8 リリース。
  • SSIデータのスペクトル表示領域設定方法の追加(コンテキストメニュー)。

2020/11/19 : Ver 1.4.7 リリース。
  • SSIデータ/SMIデータの疑似カラー表示。

2020/10/01 : リリースしました。バージョンは、Ver 1.4.6です。

FAQ


Q1. 顕微鏡画像のないスペクトルデータや、ハイパースペクトル画像の解析などはできますでしょうか?
A1. はい。顕微鏡画像がなくとも、表示・解析などが行えます。

Q2. ENVI形式のファイルの読み込みは可能でしょうか?
A2. はい、可能です。

Q3. 任意に選択した範囲の平均スペクトルを算出することは可能でしょうか?
A3. はい、可能です。線、矩形、楕円などさまざまなROI(Region of Interest)を選択できます。

Q4. 白と黒の基準スペクトルを用いて、ハイパースペクトル画像を反射率画像に変換することは可能ですか?
A4. はい、可能です。ハイパースペクトル画像データ間、またはハイパースペクトル画像データとスペクトルデータ間の四則演算機能を使って、ハイパースペクトル画像データを反射率画像に変換することが可能です。

Q5. 全波長データをテキストファイルに変換することはできますか?
A5. はい、できます。

ユーザーインタビュー


徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 南川 丈夫 先生 | ラマン分光/SHGハイブリッド顕微鏡用 制御・解析ソフトウェアの開発

徳島大学 ポストLEDフォトニクス研究所 矢野 隆章 先生 | 暗視野分光イメージング顕微鏡および制御・解析ソフトウェアの開発